歯が失くなると、、 Blog
歯は失うまではあって当然なので、なくなった時のことは想像しにくいですが、
どのような悪影響があるのかお伝えしていきます。
①医療費が高くなります。
歯科の医療費に限った話ではなく、個人の医療費の総額が増加します。
歯の数が少なくなればなるほど、かかる医療費は高くなり、歯が多く残っている人のおよそ1.3倍から1.5倍かかることが
歯科医師会のデータとして出ています。
②噛みにくくなります。
歯が欠損すると徐々に隣の歯やその歯と噛んでいた歯が動いてきます。
隣の歯は隙間を埋めるために徐々に傾き、噛んでいた歯はどこかに接触するまで、移動し続けます。
また奥歯(大臼歯)をなくしてしまうと、咀嚼効率が低下していきます。
③顔つきに変化が出ます。
歯があることで唇と頬は内側から支えられます。支えがなくなると唇がすぼんできたり、口元のしわが増えたりします。
④他の病気へのリスクが高くなります。
歯の本数が減ることで、認知症、動脈硬化に関する病気や肺炎のリスクが高くなります。
歯の喪失の原因となる歯周病は狭心症、心筋梗塞、脳梗塞、糖尿病、誤嚥性肺炎、メタボリックシンドロームなどへの悪影響を
及ぼします。
⑤生活の質が変わります。
人との会話や食事を楽しめなくなることにより生活の質が低下していく場合があります。
歯の本数が減ると、見た目や病気など生活に関わる問題が出てきます。
あるのが当たり前の状況を維持する努力が必要です。
次回は、歯を失う原因について、お話していきます。