治療を繰り返すと Blog
歯を治療をしていると、昔治療を受けた歯が更に虫歯になってそこをもう1度治療をするというケースに多くあたります。
必要最小限の治療の介入で済むように努力していますが、やはり少しずつ歯は削らないといけません。
では治療を受け続けた1本の歯の人生がどうなるのでしょうか?
①健康な歯 → ②小さい詰め物 → ③部分的な被せ物 →④神経をとって大きな被せ物 →⑤抜歯
かなり大まかな流れは以上のようになります。
特に重要なのは④神経をとって大きな被せ物 →⑤抜歯 のところで歯の神経をとると、歯が割れるリスクが上がったり、
除去しきれない一部の神経が細菌感染を起こして膿が溜まったり、大きなトラブルの原因となります。
歯が割れると抜歯の可能性かなり高くなり、膿が溜まった場合も治りきらない場合はこちらも抜歯となる場合があります。
歯を少しでも長くもたせるためには①健康な歯 の状態の維持が一番望ましいですが、一度治療した歯でも
④神経をとって大きな被せ物 になるべく至らないように維持していくのが重要です。
次回は歯の神経をとった歯がどうなるのか、もう少し詳しくお話します。