虫歯の予防について その9 Blog
今回はプラークについてお話します。
プラークとは、食べカス?磨き残しのこと?言葉は聞いたことある方が多いのではないでしょうか?
プラークは歯科医院で磨き残しをチェックする場合に、赤や紫に染まっているものがそうです。
あと、感覚的に歯を舌で触ってざらざらするところはプラークが付着していると考えてもらってもいいと思います。
では、プラークの正体は何か?というと、これは細菌の集合体です。
お口の中にはたくさん常在菌が住んでいます。常在菌で糖を栄養とするものが多くいます。
糖を栄養とする常在菌が、糖を摂取するとその過程で不溶性グルカンというものを出し、これが歯に付着します。
不溶性グルカンの上にたくさんの細菌がのったものがプラークと呼ばれる細菌の塊になる訳です。
次回はもう少し詳しくプラークと虫歯の関係をお話します。